ノーブレスオブリージ

2月29日(金) 快晴
21℃、34%(就寝前加湿)、25℃セット
2℃(朝外気温)、12℃(朝室温);16℃(外気温)(10.00)



風はなく、3月下旬の暖かさという。風邪気味が治らないので、外出を控える。


衆院予算委員会集中審議をNHKで視始める。「あたご」の衝突事件や道路問題などが主のようだが、例によってこんにゃく問答で詰まらなく、途中で視るのをやめてしまった。

そして昨夜録画した、財部ビジネス研究所の財部誠一氏によるニッサンフェアレディZの父片山豊氏へのインタービューを見る。片山氏は98歳の現役で、スポーツカー関連の仕事をしておられる。今尚フェアレディZの運転をされるという超人である。ビフテキ大好きで、健康法は毎朝の10分間のラジオ(テレビ?)体操だけとか。ヒトの可能性の限界の見本みたいな方であって、人生に希望を与えてくれる。
今の自動車は余計なものを付けすぎると批判的である。余計なものの例として、エアバッグを挙げている。確かにそうではあるが、法規制があるので、メーカとしては付けなければならない。従ってこれを公言すれば、若い現役から反撥をくらうだろう。このような頑固さが老いて、なお元気な片山氏を存在させているのだろうと感じた。


話しは変るが、英国チャールズ皇太子の二男で王位継承第3位のハリー王子が、アフガニスタンの前線で従軍しているという意外な報道が写真付で流れた。ハリー王子は10週間前に派遣されたが、本人や所属部隊への安全上の懸念から、メディアが報道を自粛していたそうだ。日本では、自衛隊の派遣すらできない、あの危険なアフガンへ王子が?良くも悪しくも、ノーブレスオブリージの精神が、イギリスではまだ生きている。英国王室は、様々な醜聞にも係わらず、まだ健全であるというか、両極端を歩んでいる。醜聞だけでは王室が持たないという危機感の現われかもしれない。
この点 日本皇室の中道の方が好ましいのでなかろうか。