若者の理科離れ

2月9日(土) 曇り
22℃、32%(就寝前加湿)、25℃セット
1℃(朝外気温)、10℃(朝室温);4℃(外気温)(12.00)



強い寒気が戻った。一日中冷蔵庫の中にいるような気分で、テレビの生や録画(映画)を視て過ごす。


BSのグローバル・ナビでは、榊原氏が「世界同時不況に入るおそれがある。夏ごろには、ドルは100円、ユーロは130円を切るだろう」と、他人事みたいに言っていた。榊原氏自身は、備えが十分にしてあるので、日本経済や世界経済がどうなろうと心配ないのだろう。
また、若者の理科離れを問題視している。その理由として、若者は親の背中を見ている、つまり文系の方が収入が多いのを知っているからだと核心を突いた発言がみられた。収入が問題だとすると、国に打つ手はないだろう。何といっても、国すなわち官僚世界では法系でなければ、局長以上に出世するのが難しいということが周知となっているからである。


午後のNHKの「ヨーロッパの新しい風」という番組では、今ヨーロッパ経済が活性化しているのは、EU労働市場の自由化によると報じていた。例えば、ポーランドラトビアから英国に安い労労働力が大移動していて、英国経済は潤っており、永い目で見るとポーランドラトビアへの技術移転が進み、両国も発展するという好循環が始まろうとしている由。当然一時的なマイナス面も出ているそうだ。


映画「ペーパチェイス(1973)」は、ハーバード・ロースクールの厳しい学生生活が印象的である。アメリカの弁護士が強い訳は、この辺にありそうである。質問をぶっつけながらの真剣勝負講義は、教授にも学生にも大きな負担だろうと痛感した。ただ、教授と学生の間に、心の通い合いらしいものが全くみられないのに、違和感を覚えた。


映画「アザーズ(2001)」は、第2次世界大戦末期の英国、チャネル諸島ジャージー島を舞台にしたホラー映画である。登場人物は幽霊ばかりで、好みの映画ではない。ジャージー島はタックスヘブンの島だったことを思い出し懐かしかった。弁理士時代に、しばしばここに送金したものだ。


映画「黄昏(1981)」は、タイトル通りに、ニューイングランドの静かな湖畔を舞台に老夫婦と娘をめぐるひと夏の触れ合いを描いたものである。