映画:氷壁の女

1月24日(木)晴れ
21℃、40%(就寝前加湿)、24℃セット
4℃(朝外気温)、10℃(朝室温);10℃(外気温)(12.00)


氷室の中にいるような昨日と打って変って、今日は明るい初春の日和。久しぶりに近所を散歩する。開きかかっている梅の蕾が、春のきざしを語っている。「冬来たりなば、春遠からじ」という先人の教えは、今に通ずる。ローソンで、週刊文春の本日発売号を買う。


録画で映画「氷壁の女(1982年)」を視る。内容は原題のfive days one summerの方が分かり易い。アルプス登山に来た初老の男と若い20代の娘の夫婦と、ハンサムなガイドを巡る5日間のメロドラマである。雪渓のクレパスを飛び越えるシーンや、危険な氷壁に挑むシーン、さらに夫婦と称するものの本当の関係はどうなのか目が離せないようにドラマは構成されている。最後のあたりで、夫婦と名乗る男女は、実は伯父と姪であり、不倫関係にあることが明かされる。現代ではこのような近親相姦関係をテーマにするのは、世論の反撥を招くと考えたのか、時代設定は1932年と明記されている。