映画「ミンボーの女」


12月29日(土)雨→曇り
22℃、45%(就寝前加湿)、23℃セット
9℃(朝外気温)、14℃(朝室温);10℃(外気温)(11.00)


伊丹十三シリーズの「ミンボーの女」を録画で視る。‘ミンボーの女‘とは、変ったタイトルだが、民事介入暴力(民暴)を専門とする女性弁護士のことをいうらしい。この映画はバブルが弾けた1992年の作品とのことである。当時は、企業が民暴に悩まされていたというが、第三者の私たちには、実感がない。高杉良作「金融腐食列島」には、大手銀行の担当幹部がミンボーの圧力に悩まされるくだりが詳細に記されているが、この場合はヤクザの大親分の口利きによって解決している。それが後々まで尾を引いた。

この映画は、大手ホテルが舞台であり、宮本信子演ずる‘ミンボーの女‘の助けによって、すっきりとヤクザを排除するのに成功している。
その衝撃が大きかったせいか、映画公開一週間後に伊丹は、刃物で山口組系組員に襲われ重傷を負ったそうである。