脳梗塞

12月7日(金)晴れ
24℃、38%(就寝前加湿)、24℃セット
6℃(朝外気温)、14℃(朝室温);16℃(外気温)(14.00)


田舎にある先祖代々の墓について相談するために、3歳下の開業医をしている次弟宅に電話したら、連れ合いのT子さんが出た。社交辞令で
「ご無沙汰していますが、皆さん、お変わりありませんか」と言ったら
「実は主人が、今年5月末に脳梗塞になり、入院治療後、リハビリのため、今近くにある介護施設に入っています。左半身麻痺で、車椅子の生活です。相変わらず気が強く、わがままで大変です」と、思いがけない返事が戻ってきて、それから延々と介護の苦労話が30分ほど続いた。医者の不養生というか、発作直後の処置に手遅れがあったようだ。T子さん、近所へ嫁に行ったA子さん、それに同居の長男(眼科医)、次男の4人がかりで世話をしているという。


ときどき「お母さんに会いたい」などと無理なことを言って、施設の若い介護婦さんを困らしているらしい。少し認知症気味のようだ。しかし戦場で、兵隊さんが「お母さん」と叫んで戦死したという話を思い出せば、ありそうなことである。遠い昔弟と二人で、美しく優しい母親に甘えた記憶が甦る。やがて3人皆が天国で会うことになろう。