価格破壊


10月22日(月)晴れ
25℃、40%、NOセット
13℃(朝外気)、21℃(朝室温);21℃(外気)(11.00)


10月20日にNHK BS2で放映された「ヒットラー最後の12日間」の録画を視る。2時間30分の長い映画である。悲惨という他ない。戦争は嫌だ。


城山三郎著「価格破壊」(角川文庫:昭和45年発行)を読む。昭和44年1月〜8月の間に「週刊読売」に連載されたのを、文庫本に纏めたもので、主人公矢口のモデルは流通大手ダイエーの創業者である中西功のようである。
フィリッピン九死に一生を得た体験が多くの艱難を乗り越えた根性を作ったと著者は示唆している。矢口は高度成長期に、再販価格に執拗に挑戦して流通革命を起こした。その目は、安売りスーパーマーケットばかりでなく、大型ショッピング・センターにまで及んでいた。100円ショップやショッピング・センターが当たり前の現代子では想像もつかない、商店街が賑わった懐かしい、40年ほど前の世界を描いている。
この本が発行された時点では、中西は大成功者だったが、バブル崩壊後は、土地担保の大借金が裏目に出たり、ワンマン経営が裏目に出たりして、倒産の憂き目にあった。


松坂と岡島の継投で、レッドソックスが今日ア・リーグ優勝、ワールド・シリーズに出場とか、やるじゃない!!