参議院選挙雑感

昨日とうって変って、眩しい太陽が輝く。関西は梅雨明け宣言がでたそうだ。関東はあと1週間位曇り空がつづくそうだ。

昼前、日差しは強いが、涼しい風のなかK治療院へ行った。

普段街頭にでないので、分からないが、テレビや新聞などによると今度の日曜日(29日)を投票日にむかえた参議院議員選挙が盛り上がっているようだ。ところでNHK総合政見放送ほど詰まらない放送はない。中身は聞かなくてもほぼ分かっている。うるさいので音声を切ることにしている。また安倍首相のテレビへの露出が、他の政党党首に比べてだんとつ多い。政権党は選挙対策費があり余っているのだろう。領収書のない事務所費の一部を大勢の国会議員からかき集めたのかもしれない。彼ののうてんきな坊ちゃん顔が映った途端に、テレビを消すことにしている。

投票日間近になると、周囲からそれとなく「誰々さんを」と囁きが聞こえてくるものだが、棺桶に片足を突っ込んだ私には何の音沙汰もない。私より10歳も若い家内には、お稽古ごとの友達から「○○さんがいいですよ」と囁きがあったらしい。また国会議員選挙のたびごとに、ご丁寧にも東京から電話をかけてくる、創価学会員の古い知り合いからは、やはり「公明党よろしく」と電話があったが、「はい」とは言わずに、お互いの近況に直ぐ話題を切り替えたという。女性の智恵である。なんでも先方の息子さんのお嫁さんはロシア人で、今NHKロシア語講座の先生をしているのが自慢のようだ。

選挙の主な争点というか、公約、マニフェストは、面倒なので読んでも聞いてもいないので間違っているかもしれないが、ポイントは、各党とも、表向き「年金」、「天下り反対」で大差はないようである。これでは、公約をじっくり研究してどの党の誰に投票しようかと決める人は迷うだろう。
しかし万一与党が過半数をとったら、秋の国会で、消費税アップや憲法改定などの法案を強行採決するだろうことは、過去の経験から皆知っている。それで今までの各種与論調査で、自民40台などの厳しい結果が報じられているものと思われる。昨年の郵政選挙で国民はいくらか利口になったようである。

繰り返して言う。今回の参議院選挙の争点は、「消費税」と「憲法」である。