昼寝

昨日と同じく今日も曇り空で寒い。昨日は風邪ひきそうになったので、今日は真冬と同じようにチョッキを着た。それでいくらか寒い感じも薄らいだ。

芍薬甘草湯が切れかかったので、午前中に薬を貰いに深沢の病院へ行った。受付の模様が何時もとちょっと違うと思いながら、診察券を出したら、受付嬢が「新しいのと交換します」と云って、磁気式の新しい診察券をその場で作って渡してくれた。その診察券を、駅のSUICA券売機同様のコンピュータ化した受付機のスリットに差し込んでからの操作を、手にとって教えてくれた。頼りないお年寄りに見えたのだろう。お蔭で助かった。診察して欲しい科(例えば整形外科)を選択した後に、「診察」か「薬のみ」などを選択できるようになっている。言うことが一言省けて便利だ。

帰宅、昼食後テレビをだらだらと視る。この時間はサスペンス物が多い。見始めると、真犯人探しに熱中して、中々中座し難い。
眠くなってきたので、昼寝に入る。珍しくぐっすり眠ったせいか、目覚めた時は夜明けかと慌てて時計を見たら昼間の3時だった。

それから面倒臭いと思いながら、悪天候のため10日位の間さぼっていた柏木治療院へ行った。例の通りの低周波治療である。少しづつ利いてきているようである。

帰り道、ローソンへ寄って木村屋のあんぱんを買った。広い駐車場を通って帰ろうとしたら「大石尚子民主党全国比例区候補;秋山真之の孫がんばっています」と大きく赤文字の目立つ選挙カーが止まっており、窓から運転手がだらしなく眠っているのが見えた。その時は「気合が入っていない、さぼっているな!前回落選するまでは、この地区の衆議院議員だったが、参議院に回ったのか。政治家なんて果かないものだ」と、ちょっと気の毒になった。帰宅してから暫くしたら、「大石尚子です」という威勢のよいスピーカでの大きな連呼が我が家の前を通り過ぎた。さっきのは、‘さぼり‘でなく、休憩中だったのだと気付いた。人間だから、時には休憩も必要だろう。’さぼり‘と早とちりしたのは、彼女が比例区に出ているのを知らなかったので、意外感が先立ったためかもしれない。彼女が秋山真之の孫とは知らなかった。鎌倉には旧海軍将校が数多く住んでいた。それで鎌倉と縁ができたのだろう。夕食の時、家内にこの話をしたら大石さんに入れるという。私は、別に意中の人がいるので、比例区での投票先は別々ということになる。

政治家といえば、昨日テレビに映った、何時の間にか帰国した赤城農林大臣の、絆創膏を2,3箇所張った黒髭顔が面白い。記者団に「どうしたのか?」と訊かれても、「何でもありません。心配におよびません」の答えしか返ってこない。この大臣、事務所費問題でつっこまれて頭が変になったのか、その内に松岡前大臣のように意外なことをやらかすのでないかと、おかしな期待感を抱かせる面白い大臣である。