木曜劇場:壁おんな山おんな

先週から始まったフジテレビ木曜劇場のドラマ「壁おんな山おんな」が面白い。どういう意味だろうと思わず首をひねるようなタイトルも面白いが、中身も面白い。舞台は丸越デパートの銀座支店のバッグ売り場。支店の玄関口にちらりとライオンの銅像が見えたから、ロケ地は三越本店かもしれない。

フィクションとは思うが、男性には普段縁がないバッグ売り場の女子店員の生態がある程度分かって面白い。月毎に各売子の売上げ成績が棒グラフで表示され、最優秀者は表彰されるというように、管理が厳しい。こんな職場で働きたいとは思わないが、生活のためには、あるいは結婚相手探しのためには、已むをえないのだろう。こういう世界で有りがちの不倫疑惑とか合コンなど色々あって、来週が楽しみである。

会社内不倫は、今になって始まったものではない。私が20歳台の頃の戦後間もない頃も、偉い部長さんが奥さんと離婚して部下の女子社員と結婚したという例を二つも社内の身近で知った。その女子社員が、私からみてかなりのブスなので、好みは様々なのだなア!と教えられたものだ。今もそうだろうが、当時も社内制裁は一切なかった。