秋好日

爽やかな秋晴れ。昼前に、近所のT医院へ行き、いつもの胃薬(ガスドック、キャベジン)他、メコバラミンマイスリー、ベルテッサ、ベクトミラン軟膏などを貰う。貰うというのは、10年ほど前に人工ペースメーカを装着して、身体障害者1級、第1種のなっているため無料のせいである。私よりも困っているであろう人達に対して、いささか良心がとがめるが、制度がそのようになっているのだから仕方ない。別に法律違反をしている訳ではない。




昼飯を挟んで暖かい日差しを浴びて、久しぶりに庭のテラスでコーヒーを飲みながら、アラマンダやハイビッカスの赤い花や、ボンボン菊の黄色い花を眺めたりして、のんびり過ごす。東隣の家の柿の木の実の着きが、今年は去年よりも少ないというか、実が全く着かない。裏山の木々は未だ深緑で、紅葉のきざしはない。


一方、リコーのコピー機のばらしに熱中する。物作りは愉しいといわれるが、物壊しも楽しいことを発見した。20年ほど前の器械だが、ねじと鉄板が沢山使われていて、組み立てが大変だったろうと思う。これでは、人件費と材料費がかかってしようがないというので、改善に改善を加えて、今日の殆どプラスチックのみで、実質的にねじ無しのコピー機が生まれたのであろう。このような技術の積み重ねの歴史が重要なのであろう。今の所、韓国や中国の追随を許していないようである。