電気自動車


この2〜3日の寒さのせいか開かなかった時計草の花が今日一輪咲いた。曇り空だが、少し暖かくなったせいかもしれない。

欧州のみならず、アメリカ特にカリフォルニア州は停電になるほどの酷暑とのこと。冷蔵庫が使えず困っているとのこと。


慶応大学がELICAという8輪の電気自動車(最高時速370km)を開発し、小泉首相が試乗して絶賛したとの報道が今年の何時だったかあった。
リチウムイオン電池が高価なため普及が難しいとの話だった記憶がある。何故、日本の大自動車メーカ、トヨタやホンダが無視しているのか疑問だった。



週刊現代8/5号によると、実は10年前にGMが電気自動車EV1を10億ドルかけて開発した、カリフォルニア州のZEV(ゼロ排ガス計画)に対応するためだ。約1000台が作られたそうだ。

だが、EV1は21世紀に入って突然消えた。GMは1台残らず回収し、粉砕してしまったそうだ。

ブッシュ政権と石油業界の癒着によるそうだ。01年に大統領になったブッシュはZEVを批判し、03年にZEVは撤廃された。石油業界は普通の自動車の倍もガソリンを食うSUVを喜んだ。GMも単価が高くて儲けが大きいSUVを売りたかった。

トヨタやホンダは、アメリカで売れないものは作らない。

GMが、ルノーー日産グループに入る、入らないとの交渉が始まったとのニュースを聞くと感慨無量である。