桜開花宣言

gladson2009-03-21

東京に桜開花宣言が出た。これから世間は春に向って明るくなるであろう。


                                                                                                                                  • -


群青色日記





小沢秘書逮捕、その後の推移 << 作成日時 : 2009/03/20 23:05 >>

小沢の秘書が逮捕された際にこのブログで推移を見守ると書いたので、
その後の情報を、項目として少しまとめておく。

1 秘書関係その1
 小沢元秘書で民主党衆議院議員石川知裕氏に対して、東京地検は3月10日、事情聴取を求めた。この石川氏、北海道ブロックの比例当選組だが、選挙区は北海道11区、ローマの酩酊会見で醜態を晒した中川昭一と同じ選挙区である。少なくとも結果的には、中川氏への援護射撃になっている。

2 秘書関係その2
 小沢と袂を分かち、次の衆院選で小沢と同じ岩手4区から自民党公認候補として出馬する予定だったった元秘書の高橋嘉信氏に対して、自民党は公認を取り消した。高橋氏こそ、ダミー政治団体新政治問題研究会」「未来産業研究会」を作り、企業献金の流れを作った張本人である。特捜部は元秘書として石川氏を聴取しているのに、金の流れの仕組みを作った高橋氏を聴取していない。

3 不公平
 同様に、準大手の西松には手をかけるが、大手の鹿島には手を出さない。「検察は体制の安定を専一に考え、政界や財界の中枢を傷つけるような捜査は極端に嫌う」(田中森一氏)。このあたりの不公平感をつづる記事として、damaoさんの記事。

4 検察の本音1
 民主党は、裁判員制度の見直し、被疑者取調べのビデオ撮りによる可視化を求めており、政権を獲ればその実現に向かうが、それを検察は不快に思っている。

5 検察の本音2
 この一件は、自民党主導の国策捜査というよりも、検察内部で、慎重派を無視して一部の急進派検事が暴走して逮捕に踏み切ったようだ。が、ここまで政治に影響を与えることは想定していなかったらしい。その急先鋒は、東京地検次席検事、伊藤鉄男氏である。この暴走で、地検は各地方検事に応援要請を求めている。

6 検察の本音3
 逮捕後しばらく、連日のように、検察リーク情報をマスコミは流している。本来、検察リーク情報を記事にする際には、「関係者によると」で事実関係を紹介し、最後には「東京地検特捜部もこの事実を把握している模様」で結ぶ手法が使われていたが、今回は「特捜部は・・・・の調べを進めるとみられる」のように、特捜部側が何かを意図し、目的をもって、なりふり構わず情報を流しているように見られるものが少なくない。

7 検察の本音4
 マスコミは検察をネタ元にしているから検察批判はタブー化しており、したがって検察はマスコミを、まさに国民向け広報機関として活用しているが、今回は、記事で検察に少しでも疑義を臭わすと、検察幹部は露骨に不快感を表明するらしく、焦燥感が漂っていると何人かの記者が指摘している。

8 検察の本音5
 検察の意図とは裏腹にここまでおおごとになってしまったため、検察は何か贈収賄にでも引っかけないと収まりがつかなくなってきているようだ。そこで東北ゼネコンなどの一斉聴取に乗り出してはみたものの、無理スジのようである。

9 意見1
 「こんな形式犯みたいなのでとれるならば、検察は気にくわない政治家を片っ端から貶めることができる。しかも新聞に情報をリークして誰1人責任をとらない。これは国家公務員法違反だ」(亀井静香氏)

10 意見2
 早い段階から、イメージ的な検察性善説に立って小沢批判を始めたブログも少なくなかったが、推移を見守る必要があることは確かである。検察や官僚が本当に日本のことを考えて行動しているからといって、その行動の全てが日本のためになるとは限らないことは、「愛国無罪」を旗印に獣と化している某隣国人を見れば明らかである。