映画:予期せぬ出来事

gladson2008-11-24

映画:予期せぬ出来事を視る。ストーリは次の通り。


「ある冬の日の午前、ロンドン空港は海外旅行者でたてこんでいた。この日の特別室の数名の人たちは、この空の旅にそれぞれ重大な意味を持っていた。映画製作者マックス・ブーダ(オーソン・ウェルズ)と女優グロリア・グリッティ(エルザ・マルティネリ)は脱税のため、今日中に英国を離れたかった。経済界のボス、ポール・アンドロス(リチャード・バートン)は妻のフランセス(エリザベス・テイラー)の出発を見届けられずに帰っていったがフランセスは離婚の決意を固めていた。レス・マングラム(ロッド・テイラー)は少壮実業家だがその業績ゆえに、巨大な企業にのみ込まれるところだった。その血みどろの戦いを秘書ミス・ミード(マギー・スミス)はよく知っていた。だが、絶望のどん底に突き落とす事件が持ち上がった。信じていた友人が会社の株を売りに出したという知らせを受けたのだ。彼は即座に株の買取を命じた。ブライトン公爵夫人(マーガレット・ラザフォード)の悩みは飛行機に酔いはしないかということだった。1時間出発時間を遅らせたロンドンの気まぐれな濃霧は、とうとう明朝まで延期する羽目を作った。ポールはフランセスが書き置いた離縁の手紙を読んで空港に駆けつけ彼女を説得した。だが、彼女の恋人貧しいプレイボーイ、マーク(ルイ・ジュールダン)に対する心を知り、マークにまで金で全てを解決しようとしていた自分を深く反省、フランセスに手紙を書いた。一方、ミードはレスの苦況をポールに話し、援助を請うた。彼は、それを理解できたし、彼女のレスに対する愛情に動揺、小切手にサインした。翌朝、ホテルで手紙を受け取ったフランセスは、ポールの思いも及ばなかった愛情と、彼がいかに彼女が必要であるかを知り人生への努力を誓い合った。真実の愛に目覚めていたマークは1人淋しく旅立った」

製作された1963年(昭和38年)ごろの作品であることが、現実離れした純愛主義から直ぐに分る。例えば、フランセスはマークとはホテルで一夜を明かしたが、結ばれなかった。


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