映画:娘・妻・母


5月11日(日) 曇り
24℃、42%、24.5℃セット
10℃(朝外気温)、17℃(朝室温);11℃(外気温)(12.00)


昨日に引き続いて寒い。引き籠ってテレビを視る。
サンディ・プロジェクトで、田原が中曽根元総理、不破元共産党委員長および土井元衆議院議長の三人の骨董品を前にして、色々と聞き出していた。印象に残ったのは、「日本が駄目になったのは、政治家に二世議員が多くなったせい」と、中曽根が言っていたこと。


録画で、映画「娘・妻・母(1960年)」を視る。昭和35年ごろの、東京山の手の焼け残り住宅に住む中産家庭の生き様を、カラーで描いていて懐かしかった。戦後の改正された民法になじめない、長男夫婦と同居する母、今住む屋敷を直ぐにでも売って分け前を欲しがる次女、三女達。その場合行く先のない母を思い、母と一緒でもよいからと言ってくれる人と再婚しようとする夫に先立たれた出戻りの長女。様々な人間模様が描かれている。当時と現在との大きな違いは、当時は、女性の働き場が少なかった(せいぜい生保のおばさん位)ので結婚が女性の生活手段だった、住宅事情が悪かったこと、などが思いつく。


写真のような美しいpreserved flowersが次女から、家内に母の日の記念に贈られてきた。