大学クラス会

10月16日(火)小雨混じりの曇り
24℃、45%、4時頃24.5℃セット
16℃(朝外気)、21℃(朝室内);17℃(外気)(10.00)

小田急参宮橋駅近くの代々木会館で昼食をとりながら行われた、東大第一工学部昭和22卒冶金クラス会に出た。参加者は卒業29名の中、生き残りの6名のみ。淋しくなってきた。胆嚢の摘出などで酒が飲めなくなった者が多い中で、一番年長(85歳)の神父Y君のみジャンジャン飲み、語り、聞くのが愉しかった。Y君は、ガンにならない、なっても進行しない方法がある:それは、憤らないことだという。なるほど神父さんらしい話である。昔なら馬鹿話として聞き流していたであろうが、先が短い一同は、真剣になって傾聴した。

2時過ぎに、何時ものように近くのH君の家へ場所を移した。奥さん手作りの豆大福が独特の味で美味かった。H君は、最近もゴルフに行っているという。この年齢になると、個人差が大きい。新宿駅の近くなのに、別天地のように和風の庭が美しい。父親から相続した土地のようである。今時の一介のサラリーマンでは、とてもこのように便利な土地に一軒家は持てない。

O君の父君は、戦時中ニッケル精錬所の所長をしていたそうだ。ここで中国人坑夫を多数使っていたそうな。坑道にマムシがうようよ出てくるのを、中国人坑夫に捕まえさせていた。このマムシが美味かったという。戦争が終わって、戦犯ぎりぎりだったが、辛うじて免れたらしい。

Y君やH君の父君も、採鉱冶金の先輩だったという。親の職業は、子供の職業選択に及ぶようだ。