デジタル親子電話

20年ほど前に今の家を新築して以来、冷暖房はエアコンを使っている。だが老いるにしたがい夏の冷房の冷えがこたえるようになってきた。家内とは温感が違うので、時々、冷房を切る、切らないで悶着をおこしてきた。

ところが数日前に、家内がどこかに終いこんであった扇風機を食堂に出してきて回した。
いつのまにか忘れていた、この自然の風はすこぶる快適である。以後暑さ厳しいこの数日、食堂でエアコンをつけることなく、安物の扇風機で気持ちよくすごしている。

こなると私の居間である2階の書斎にも扇風機が欲しくなってきた。欲しくなると我慢できない性分なので、今日早速藤沢のビックカメラへ下見に行った。
円筒式の新型らしい送風機が場所をとらないでよいみたいなのを発見。思ったよい安いので、買ってしまった。


ついでに同じフロアの電話機のコーナをみたら、写真のような親子式の電話機(ファクシミリ複合機)があった。

我が家は、新築の時に各部屋に電話機が置けるように配線して旧式のアナログ親子電話を使っている。
迷惑電話を排せるような新型の電話機を電器店で見かけるようになって久しいが、どれも親子式には使えないと言われがっかりしていた。

ところが、店員に聞いたら写真に示すものは、子機が3台まで置けるという。これは検討の余地ありと考え、一応カタログを貰って調べることにした。
カタログだけではよく分からないが、子機はケイタイと同じ原理でできているようだ。デジタルLANを使うらしい。従って配線は要らない。

近日中にビックカメラへ行って確認する積もりである。



電器製品はデジタル化で便利な新製品が次々と出ている。一方扇風機のように古いもので、人の体に優しいものが未だ生き延びている。